ついついやってしまう子どもへのダメな叱り方:子どもの将来に影響は?

本当はそこまで叱るつもりはなかったのについ感情的になって大声を出してしまった…後で自己嫌悪になりますよね。

ついつい感情的になってしまうは、子どもを大切に思うからこそですが、感情的に怒鳴ってしまうと子どもには何がいけなかったのか伝わらなくなってしまいます。子どもの叱り方でよくないものとはどんなもので、正しい叱り方をするにはどのようにすればいいのでしょうか?


叱られると子どもが思うこと

子どものことを思うあまりついついやってしまいがちになるのが「何に対しても叱ってしまう」ことです。子どもは叱られるたびに「やらないと怒られる」と感じ、顔色ばかり伺ってしまったり、指示されないと自分からは行動できない子どもになってしまうこともあります。

子どものころに叱られ過ぎて何に対しても萎縮してしまうと自発的に行動できなくなり大人になってからも自分で行動できない人間になってしまいます。

叱られ過ぎる子どもは問題児になる傾向が

何に対しても叱ってばかりいると叱られる度に子どもはなんで叱られているのかがわからなくなります。その結果、子どもの心の中に不満な感情が溜まってしまい、精神的に不安定になってしまう子どももいればその不満な感情を幼稚園や学校で発散してしまい問題行動を起こすようになります。

保育園や幼稚園で下の子どもをいじめる「弱い者いじめ」などもその典型的なもので、子どもを叱ることや、子どもを否定するような言動は子ども側からすると理解できない・反発心の原因となってしまうのです。

特に最近のお母さんは子どもの叱り方をしらない人が多いとされています。今からでも遅くはないので子どもの為にならない怒り方をしてしまっている人は一度冷静になってどのような叱り方をしているのかを客観的に見直してみましょう。

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これはダメ!子どもの叱り方

では子どもの叱り方で間違えているものにはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれのダメな叱り方とポイントについて解説します。

1.叱りすぎてしまう

子どもを事あるごとに叱ってしまうお母さんはいませんか?

最初は部屋の掃除ができないことに対して叱っていたはずなのに、叱っている間にあれもこれもとなってしまい、きちんと挨拶ができない、時間を守らないなど、ちょっとしたことにもすべて叱るようになってしまいます。

子どもも最初のうちは言うことを聞きますが、そのうち叱られることに慣れてしまい、なんの感情も持たなくなってしまいます。

叱られ慣れてしまうと次にやりがちなのは、手を上げることですが、もちろん子どもに手を挙げるのも絶対に止めましょう。暴力での強制は一番いけないことです。

2.叱らない

少し前に流行したのが叱らない子育てという方法です。子どもが悪いことをしていても叱らないというもの。結局は叱り方がわからないだけだったりするのですが、子どもが公共の場所で大騒ぎしていても怒らない、電車で優先席に座っても注意しないなど子どもの成長にとっていい影響を与えるはずがありません。

こういった叱れないお母さんは決まって「子どもをのびのび育てたい」といいますがこれでは常識知らずの子どもになってしまい、学校生活や大人になってから恥をかくだけです。

叱ることは親としてもエネルギーを使うのでできれば叱りたくありませんが、叱るべき場面ではきちんと子どもと向き合う必要があります。

3.人格を否定する

自分が小さいときに言われて育ったお母さんに多いのが、人格自体を否定するような叱り方です。人格否定とは「〇〇ができないとダメな子だ」「〇〇をするなんて意地悪だ」などと行った行為とは関係がない人格自体を否定する言葉をつけることです。

さらに「あんたなんかいらない」といった存在自体を否定するような言葉は子どものためにはなりません。それはお母さんのストレスなどのはけ口になっているだけで子どもの心には傷となって残ってしまいます。どんな些細なことでも、子どもは親から言われてショックだったことを覚えています。

それは親がなんとも思わずに発した言葉で覚えていないものでもです。人格否定を続けてしまうと自分は存在してはいけない子どもなんだと勘違いしてしまい、自信も持てなくなってしまいます。

人格を否定しないように叱るには、やった行為自体を叱るようにするだけです。「〇〇はきちんとしようね」「〇〇はやめなさい」などです。

4.感情的に叱る

叱る時にカッとなって感情的に伝えたとしても子どもにはなかなか伝わりません。子どもは親の感情にとても敏感です。叱られると感じるのではなく「恐怖」として残ってしまいますし、ひどい場合には精神的に何らかの障害が残ってしまうことだってあります。

感情的になってしまう気持ちもわかるのですがイラっとした時の冷静になれない状態で子どもを怒るのはただのいじめのようなものであることを忘れないでください。対処方法としては、感情的になりそうと思ったら、すぐにその場から移動してください。

離れる時間は10秒ぐらいでもいきなり叱るよりも効果があります。外出中などで移動できない場合は3秒間だけでも目を閉じるだけでも構いません。少し時間が経てば冷静になれます。深呼吸して説得するように叱ることで子どもにも伝わります。

子どもを叱る時のポイント

では子どもを叱る時はどんなポイントに注意すればいいのでしょうか。

・叱る時は一つの内容に絞ること。いっぺんに叱ったところで子どもは理解できません。
・長々と叱らないこと。子どもは長期的な集中力がないのでただの労力の無駄に。
・どうして今叱っているのか。なんでこれが悪いことなのか説明する
・子どもの人格否定はしない、自尊心を尊重できるように心がける
・感情的にならずにまずは子どもの話を聞く。
・子どもに手を挙げるのは絶対にNG
・人前だからと公共の場だからと叱らないのはNG、できるだけその場で叱る
・ちゃんと理解できたら誉めてあげる
・叱る時は子どもと同じ視線になってあげること、立ったままなど高圧的な叱り方はしない

など子どもを叱る時はただ叱るだけではなく「なぜ」怒られているのか?それを解決させる為にはどうしたらいいのか一緒に考える時間をつくってあげましょう。子どもは大人のように一度で物事を理解できるわけではありません。 何度も失敗を通して時間をかけて成長していくことを忘れないようにしましょう。

今すぐに理解できないこと、わからないことがあったとしても誰だって最初は同じものです。そこから成長していくのですから子どものトラウマになるようなことは絶対にしてはいけません。

子どもと一緒に生活していると思ったようにできないこと、大人なら当たり前にできることも子どもにとってみればそれは「当たり前」ではありません。感情を表現したいのにうまく伝えられない、大人のように上手にストレスを発散したりできるわけではありません。

子どもは親次第で将来の性格が変わる

子どもの視点からとってみれば親がすべてなのです。叱り方を間違えてしまい子どもが精神的に不安定になってしまう、人をいじめたり、人に迷惑をかけ続けるような子どもになってしまい成長して問題が出てから後悔しても遅いのです。

子どもを叱る時は年齢など関係なく、同等の立場に立ってしっかりとお話をしましょう。その上で「これはしてはいけないことなんだよ」と教えれば子どもはきちんと理解できます。親自身も慣れない子育てに余計にイライラしてしまうこともあるかもしれません。

あなた自身も子どもと一緒に成長していくと思えれば少しでも気持ちが楽になりますよ。子どもの叱り方に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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