単身赴任中の夫婦が関係悪化に繋がりやすい理由とその対処法

せっかく家を買ったのに、両親の面倒を見なければなど理由はさまざまですが旦那さんが転勤を命じられてしまったときに仕方がなく家族が離れ離れに暮らさなくてはならないことが多々あります。

特に子どもが小学校~高校生ぐらいだと「転校するのは嫌だ!」と猛烈な反発に合い、仕方なく旦那さんが一人でという家庭も多いのではないでしょうか。

旦那さんは単身赴任で寂しいのか、自由になれた!と喜ぶのかはわかりませんが、単身赴任中の夫婦は関係が悪化しやすいものです。

なぜ単身赴任は夫婦関係が破たんしやすいのか、その理由と対処方法について解説します。


単身赴任中の夫婦が関係悪化しやすい理由

単身赴任中の旦那さんは、とにかく目が届きません。基本的には毎日仕事をしていますが、仕事から帰ってきてから、休日はなにをしているのか、それが積もり積もると不信感、疑心暗鬼に陥ってしまうのです。

浮気の心配

単身赴任先が遠ければ遠いほど、滅多に自宅に帰ることはできなくなります。隣の県などであれば、週末に一時的に帰宅することはできるでしょう。しかし、たとえば北海道と九州などのように、飛行機で何時間もかけなければいけないような距離だと、帰ることが難しくなってしまうのです。

すると今まで夫あるいは妻と一緒にいた安心感が一気に消え去り、一人寂しいという気持ちが沸き上がります。その結果、浮気に走る、パートナーの浮気を心配するようになってしまうことがあるのです。

これはたとえ子供がいる主婦であっても見られることがあるようなので、どのような家庭であっても同じ可能性があると言えます。そばにいるのが当たり前だった、浮気の心配などしていなかったという夫婦に突然訪れる夫婦仲の危機にもなりやすいのです。

そばにいない不安

今までずっとそばにパートナーがいる生活が当たり前だったので、そばにパートナーが常にいないせいと不安になります。どうしてそばにいてくれないのか、そばにいない間に何をしているのか、何かあったらどうしよう、など様々な不安が押し寄せてくるのです。

その不安感をぶつけることができるはずのパートナーがいませんから、近くにいる別の人にぶつけることになります。すると悩み相談や不安を打ち明けた、ということから別の人と仲良くなり、パートナーとの仲よりも深くなってしまうこともあるのです。

もちろん電話やSNSでつながっていれば、相談することもできますが、顔を目の前で見ることができないため、不安は拭い去ることができないようです。パートナーではなく別の人を頼るようになると、久しぶりに顔を合わせたパートナーは自分が必要ないと感じてしまうことがあります。

すると離婚を考えたり、夫婦関係が悪化したりする原因となってしまうのです。

関係が希薄になる

単身赴任をすると一緒に暮らすということがなくなりますので、スキンシップを取る機会が減ります。今までスキンシップで愛情を伝えあっていた夫婦は、電話やSNSでしかお互いの気持ちを伝えることができませんから、関係が希薄になることがあります。

寂しいと思うようになると、今までパートナーとしていたスキンシップを別の人に求めるようになったり、子供や実家に依存したりするようになることもあるのです。そうするとパートナーとの関係より、今スキンシップを取っている人との関係の方が大きくなりますから、夫婦仲はますます悪化していきます。

夫婦関係が希薄になったために離婚に至るというケースは多く、単身赴任で別々に暮らしている夫婦にもよく見られるケースといえるでしょう。

夫婦の関係を悪化させない対処方法

夫婦関係が希薄になり悪化する理由についてみてもらいましたが、対処方法としてはとにかく距離を近くするということです。

人間は、ある程度距離が近くないとうまくいきません。遠距離恋愛がうまくいかないのと同じです。もう結婚している家族なので、遠いとうまくいかないからで済ますことはできません。できる限りの対策をとって関係が希薄にならないように努力します。

連絡を頻繁にする

夫婦や家族の距離を近くするには、やはり連絡を密にすることが一番の近道です。今は昔と違って電話の他にも、スマホやスカイプなどで顔を見ながら話すことも簡単にできます。

帰ってきたら電話してもらう、子どもたちと話すことで家族との距離を遠くしないことが大切です。毎日は大変でも、2日に1度、何曜日と日にちを決めることで負担なく行うことが長く続けるコツです。

休日や連休は家に帰ってくる

電話やメールだけでは、やはりなかなか距離感を縮めるのが難しいかもしれません。休日はどちらかが、出向いく必要があるでしょう。距離が遠い場合は、頻繁に行けないかもしれませんが、それでも少しでも家族が会う機会を増やさなければ夫婦関係、家族関係が悪くなっていってしまうかもしれません。

どのようなスケジュールでどちらが行くのか、お互いが負担にならないように取り決めておくことが後でトラブルになりにくいでしょう。

夫婦生活を怠らない

旦那さんが家に帰って来たときには、できるだけ夫婦関係を怠らないようにした方が旦那さんが赴任先で寂しがらない、人恋しくならない可能性が高まります。夜の関係が難しい日もあると思いますが、そのときは手をつなぐなどスキンシップを持つだけでも違いますので、できるだけ旦那さんに接するようにしてください。

まとめ

子供を転校させることができない、知らない土地で知っている人がいない状態で一から生活するのは嫌だ、という理由で単身赴任をするというのはあります。

家庭のスタイルはそれぞれ違いますから、単身赴任という道を選ぶことを責めることはできません。しかし、単身赴任をすることで夫婦仲が悪化することになれば、せっかく家族のために単身赴任をしたにに、まったく意味がなくなってしまいます。

遠く離れて暮らしていても、家族はいつも一つ、いつも家族のことを思っている、というのが理想的でしょう。しかしちょっとしたきっかけで、その思いが崩れたり、夫婦仲が悪化したりすることもあるのです。

単身赴任が悪いということではありませんが、単身赴任中でも夫婦仲を維持するためにできることはなんでもしておくことが重要です。お互いの気遣いは必要ですが、対策を立てることで単身赴任中の夫婦仲の悪化を防ぐことは可能なのです。

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